九電産業は、1953年(昭和28年)5月に九州電力株式会社のグループ会社として設立され、以来、電気事業を中心に多角的な分野へ事業を展開し、お客さまとともに歩んでまいりました。創立以来、一般のお客さまから法人のお客さままで、幅広くご愛顧を賜っておりますこと、心より御礼申し上げます。
2025年5月には、九電グループの新たな指針として「九電グループ経営ビジョン2035」が策定され、「エネルギーから未来を拓く。」というビジョンメッセージが掲げられました。当社もこのビジョンの実現に向け、「社会に貢献する企業」「お客さまに信頼される企業」「人を大切にする企業」という理念のもと、地域社会やお客さまの期待に応えるべく、次のような多様な事業を展開しています。
当社の主力分野である電力サポート事業では、火力・原子力発電所における環境保全設備の運転、燃料管理、海運仲立業、石炭灰の有効利用、石膏・工業薬品の販売、内燃力発電所の運転・保守など、高い専門性を活かしたサービスを提供しています。
また、法人のお客さまには、PCBやアスベストの分析、環境測定、脱硝触媒の再生、運輸業務、インバウンドに関連する業務、PR施設や電柱広告の運営など、幅広いソリューションを展開しています。
加えて、個人のお客さまに対しては、保険代理店業や旅行業、海水塩(天草の塩)の製造・販売、ECサイト「こだわり九州いいものめぐり」の運営、自社商品(極上職人のうまかだし・リフラッシュウォーターなど)の販売を通じ、日々の暮らしに寄り添うサービスを提供しています。
さらに、国際情勢・気候・技術・価値観の多様化など、私たちを取り巻く環境変化を捉えながら、新たな事業領域への挑戦や一般向け商品の拡充にも積極的に取り組んでいます。
今後も地域社会とともに歩み、皆さまのご期待に応え続ける企業であるために、社員一丸となって邁進してまいります。引き続き、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。